中古車販売店の社員教育こんにちは、
中古車販売店の売り上げアップの組織
集客増強研究会の大平です。

今日のテーマ、中古車販売店の社員教育です。
うっかりとこんなテーマにしてしまいましたが
僕、実は社員教育はあまり得意ではないんですね

もちろん弊社も入社から3ヶ月に渡るきちんと
カリキュラム化された社員教育はやりますよ。
だけどあまり得意な分野ではないですね。

さて得意ではないですが経営者ですから嫌だって
言って避けて通るわけにはいかないんですよね。

で、社員教育ですが僕は以下のように考えています。

社員教育は２つに分けて考える
ひとつは職業訓練、（能力訓練）
そしてひとつが人間教育

このように考えているわけですが人間教育って言うと
僕らしくもない大層な言葉ですがそれほど難しく
考える必要はないと思います。

少し説明が必要ですね。
職業訓練、これは通常どこの会社でもやっていると
思います。
きちんとしたカリキュラムを組んでやっているところも
あれば現場で覚えさせるという方法の所もあるでしょう。

例えば名変書類のつくり方とか査定のやり方とか
あるいは営業のロープレなんかもこれですね。

まあ大体の社員はある一定レベルにまでは達します。
もちろん個人差はあるでしょうけど一定なレベルにまで
は行きます。

カリキュラムを組んだ方が効率的なのできちんと
カリキュラムを組むことをお勧めしています。

カリキュラムのつくり方？

簡単ですよ。例えば営業の場合なら最初のお客さんの
来店から最後、納車で終了するわけですけどその間に
商談があったり書類があったり、場合によってはローン審査が
あったりしますよね。

その最初の来店から納車までに発生する業務を洗い出して
やり方を文書化すると同時にトレーニングをするのを
順番を決めてカリキュラム化するだけです。

まあこの職業訓練というのはさほど難しいものではないですね。

難しいのは人間教育の方ですね。これは難しい。

最近、飲食業などでよく見られるのはなんと表現したらいいか？
あのよく見る、妙に元気のいいお店って言い方でわかります？
朝礼なんかでやるぞーみたいなのを順番に言っていくって
言ったらいいのか？感動系というのか？気合系？というのか
情熱系というのか？なんとなくイメージわかりますよね？

たぶんあれが究極の人間教育の形かもしれないですね。
だけど僕はあれ、苦手なんですよ。なんか照れくさいし
ああいうやり方は好きではないんですね。

ラーメン屋なんかであの対応されると、おいおい血管
切れるぞ。っておもっちゃいますからね

で、僕のやり方はやはり仕組みで教育するっていうやり方
なんです。
僕が重視しているのは、なぜそれをやる事が必要なのか？
というやる理由を教えて理解させるという事を重視しています。

誰でもが結構簡単に出来るやり方なんですが最初
ちょっと照れくさい事もありますけどすぐに慣れるし
効果も高いんですね。

このやり方、集研全6回セミナーの５回目でお伝えしているんですが
会員さんの評判は極めていいですね。

ただこれやると、会社の目指す方向とベクトルが合っていない
社員の場合、だいたいこの仕組みを導入して半年くらいで
退職しますね。

一時的には社員の不足が出たりすることもありますが最終的には
会社の目指す方向とベクトルが合う社員だけ残りますから
結果的には退職していただくべき社員さんは退職していただいて
方向感は定まりますね。

で、実際に僕の所でこれをやって感じたことは
採用の失敗は教育では取り戻せないってことです。

職業訓練なら教育でなんとかなりますが人間教育は
教育で変えることはかなり難しいのでその場合に辞める
社員が出るということです。

だから考えたのは教育の前に採用にこだわるべきだ。
と考えたわけです。

で、次回、採用のやり方。僕の考えを書きます。

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